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歯ぎしりや睡眠時無呼吸を同時に改善できる治療法

皆さんは、歯ぎしりや食いしばり、睡眠時無呼吸症候群といった症状に悩まされていることはありませんか?いずれも自覚しにくい習慣や病気なので、気付くと歯や顎の関節、全身の健康に悪影響を及ぼしていることがあります。そんなお口周りの異常は、「サブリンガルプレート」と呼ばれる装置で改善することが可能です。

 

サブリンガルプレートとは?

サブリンガルプレートとは、下の歯列の内側に装着する、小さな入れ歯のような装置です。最小限のレジンと金属で構成されていますので、一般的な入れ歯のような異物感はありません。睡眠時にこのプレートを装着することで、舌と下顎の位置が前方に誘導され、歯ぎしりや食いしばり、睡眠時無呼吸症候群などの症状を改善することができます。

 

なぜ舌を前方に移動するの?

歯ぎしりや睡眠時無呼吸症候群の患者さまというのは、眠っている時に舌と顎が後ろに下がっているケースが多いです。すると、上下の奥歯が接触しやすくなり、歯ぎしりや食いしばりを誘発してしまうのです。また、舌が気道を塞いでしまい、睡眠時の呼吸が浅くなったり、場合によっては無呼吸となったりするのです。つまり、舌と顎の位置を前方に誘導するだけで、これらの症状を大きく改善することができるのです。

 

従来の治療法との比較

従来の治療では、噛み合わせの位置や高さを変えるマウスピース型の装置を装着するのが一般的でした。もちろん、そうした方法でも歯ぎしりなどの症状を改善することは可能ですが、顎の位置がズレてしまうなどの弊害も少なからずあります。その点、サブリンガルプレートであれば、舌の位置を前方に誘導するだけなので、大きな悪影響が生じることもほとんどありません。

 

サブリンガルプレートに期待される効果

サブリンガルプレートを使用することで、歯ぎしりや睡眠時無呼吸症候群が起こりにくくなりますが、具体的には以下に挙げるような効果が期待できます。

・歯ぎしりによる歯の摩耗や顎関節への過剰な負担を軽減できる
・気道が広がって呼吸が楽になり、睡眠の質が向上する
・睡眠時の唾液分泌が促進され、虫歯や歯周病のリスクを低減できる
・舌と顎の位置が正常となり、鼻呼吸が誘導されて免疫力が高まる
・舌位が安定化することで体のバランスが整い、姿勢の改善につながる

これらはあくまで期待できる効果ですので、必ずしもすべての患者さまに現れるものではありません。

 

まとめ

このように、サブリンガルプレートは歯列の内側に設置するだけで歯ぎしりや睡眠時無呼吸症候群の症状を改善させることができる装置です。装着が簡単で、全身にもさまざまな効果が期待できる治療法となっておりますので、気になる方はぜひ当院までご相談ください。

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